英単語の覚え方講座③ 芋づる式英単語暗記法

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~大学受験や英検などで英単語を暗記する必要に迫られている皆様へ~

英単語は芋づる式に覚えるべし


「この英単語って何回も見てるんだけど、何だったかな…。」


って経験はあなたもされていると思います。


さて、どうやって思い出しますか?


友達に聞くよ。」


いや…、そう答えられると話が終わってしまいます…。例えば、大学入試や英検の受験中にです。


「忘れてるのに、どうやって思い出すかと言われてもなぁー。わかった!


となりの人の解答を見る、だ。」


なるほど。とても有効な手段かもしれませんが、それは「カンニング」といいますネ。


答えは、「思い出せるように覚える」です。


あなたは、英単語帳で暗記する時、赤い文字や太文字だけを覚えてませんか?


例えば、"relate"


「関係づける、関係がある」だけ覚えていたら、しばらくその単語を見なければ忘れてしまいます。


動詞ならば、名詞形・形容詞形なども覚えておくべきです。 relation(名) 関係 relationship(名)血縁関係 relative (名)親戚 relative (形)関係のある、相対的な などなど。


万一 relate の意味を忘れてしまっても、relation(関係) relative(親戚) あたりから思い起こせば relate の意味はすぐに思い出せます。


私はコレを「芋づる式暗記法」と呼んでいます。英単語の意味を忘れたら、派生語からたどって思い出す方法です。


別に新発見ではなく、昔からこう覚えなさいと言われてきたことに、勝手に私が命名しているだけですよ。(笑) もちろん、英単語をたくさん覚えている人は、当然ながらこういう覚え方をしています。



英単語は長文の中でも覚えるべし


「英単語を毎日覚えているんだけど、イマイチ英語の成績が伸びなくて…。」


これもよく聞く悩みです。


この手の方は、単語帳だけで単語を覚えていて、あまり長文を読まない傾向があります。


「でもさ、長文って面倒じゃん?長いもん。」


長いから長文というのです。(`ヘ´#) あなたは何のためにせっせと英単語を覚えているのですか?長文を読みこなすためですよね?英検にしても大学入試にしてもメインは長文読解ですから、長文をどんどん読んでいかなければなりません。


なぜ長文読解が大切かというと、単語帳で覚えた英単語を実際に文章中で生かすためには、やはり長文の読解量がものを言うからです。頭の中にストックしてある英単語を実践で使えるようにするには、長文読解での実践訓練が必要 なのです。


野球で例えると、「ダブルプレーのルールを覚える」のが単語帳で英単語を覚えることです。そして、「実際の試合でダブルプレーを完成する」のが長文の中で英単語を処理することです。実際の試合で、まずセカンドにボールを送ってそして…などと考えていたら、すばやくプレーできませんよね?


そして、実際に文章中でわからない英単語がでてきたら、その都度、マイノートに書きとめていって下さい。わからない英単語だけをストックした マイノートを作る のです。ある程度英単語がたまったら、そのノートを見直して覚えている単語を二重線で消していきます。


こうすることにより、英単語の暗記量は飛躍的に増えていきます。ちょっとしたことですけど、普通の人が英単語を覚えようとするならありとあらゆる手段を使うべきなのです。



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